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日本の伝統的な所作 + フランスの伝統的な手仕事

日本の折形・水引は、半紙大の紙を折って畳んで祝儀袋や箸入れを作り、水引を結ぶだけでできている。身近にある素材を使い「折る、重ねる、結ぶ」といった単純な所作によって生まれる単純なカタチを洗練させ、そこに美意識を見出してきた。目の前にある素材を試行錯誤しながら、時には百年以上かけて最終的に美しいものへ仕上げる。こんな日本の考え方と歴史のつまった工夫の一連と、考え抜かれた作りから匂いでる美しさの追求をバッグデザインに活かせないか。

フランスが培ってきた革における手仕事のノウハウは、その長い歴史の中で代々職人から職人へと伝えられてきた。表には見えないところで施される細かな作業、それを可能にする緻密な手の動き、それを支える繊細な感覚が一緒になってやっと職人技が発揮される。その美的感覚と手技を後世に伝えていく。

IKUKO TAKEDA PARISのバッグデザインはこれらの日本の美意識や考え方をもとにして、それを可能な限り簡単に表現していきたいという思いから始まった。その思いをフランスの職人達と試行錯誤しながら実現していくこと。難しい革での表現を可能にさせるフランスの高度な職人技術と日本の伝統的な美意識の融合させ、現代の感覚で表現していく。そうすることで余計なものを加えないデザインに仕上げる。IKUKO TAKEDA PARISが常に追求していることです。

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